鶏(KEI)上川東本店/都城市

家族旅行で宮崎の北郷に行って来た。
その後、宮崎県内で使用しないといけないクーポンがあるので都城市内で消費しようということであちこち回っていて、その際「そういえば都城にいくつか鶏刺しやさんがあったな」と思い出した。
で、近くにあった鶏(KEI)というお店を覗いてみることに。
昼時なのに車がたくさん止まっており「鶏刺しやなのに昼から客が沢山…?」と思ったら、どうやらからあげメインの鳥料理屋で、昼はランチをしているらしい。
レビューが鶏刺しだらけなので鶏刺しやさんだと思っていた。

 

レストランのビュッフェで夜も朝も死ぬほど食べてしまったのだけれど、まあ宮崎のチキン南蛮も食べてみたいし?とランチを食べることにしたのだが、これがまあやってしまった。
メッチャクチャ美味しいんだけど、メッチャクチャ量が多い。

いや、うどんがついてる以外はコンパクトに見えるけど、御飯も多分普通のご飯茶碗の1.5~2杯分入るのでは?という感じだし、チキン南蛮も大きい感じのが5枚。
このうどんが甘めの鶏出汁なのか、あまり食べたことがない優しい味で旨い。

チキン南蛮も衣がカリッと香ばしく、甘めの甘酢とタルタルがたっぷり、肉汁もジューシーに溢れてくる感じでめちゃくちゃ美味しい。

本当にめちゃくちゃ量が多い。おにぎりもなんか幅が広い。
宮崎に行った時はおすすめの店ですが、きちんと空腹で行ったほうが良いです。

 

で、この店のレジ横にショーケースがあって、鶏のたたきやレバ刺し、そして生つくね何ていうのも置いてある。
中でイートインしても良いらしく、定食を頼んだ若い人が生つくねも頼んでおり、前菜のように写真を取りながら食べていた。
帰りに当然この店のおすすめ商品、レバ刺し、たたき、鶏つくねを買って帰ろう!という気持ちだったのだけど、上記の通り想像以上に満腹に満腹を重ねてしまい、「こ、これは帰って鶏刺しを食べるほど内蔵に余裕が無い!しかしここの鶏刺しはその日のうちに食べないといけないやつ!しかし名物は買って帰りたい!」とものすごく悩んで生つくねを購入して帰宅した。


案の定夜になっても腹はほとんど空いていない。
が、せっかく購入したので生つくねを食べてみようということに。
こちらが生つくね。完全に見た目は調理前と行った風情である。

ここでちょっと特殊な商品なので鶏肉の衛生に付いて書いておこうと思う。
これは南九州の衛生的な工場で処理された鶏肉で作られているので、鶏肉については安全。この点について僕個人はとても信頼している。
で、鶏刺しやたたきなど加工される時に「お店で調理される際の衛生リスク」が加わる。
包丁などがどれくらい入るか、その他原材料が入るか、店内で生食外の鶏肉を使用しているか、内蔵商品を扱っているか、店内の衛生環境はどうか、などなど。(ポイント性にしてリスクの高い低いを評価する基準を作っても良さそうではある)
原材料の鶏を炙って切っただけの鶏刺しはほぼほぼ安全であるが、この生つくねは多分調理過程が少し多く、材料も幾つか入っているので、個人的な感覚としてはリスクが少し高め(それでも圏外で鶏刺しを食べるよりは全然低いけれども)である。
そんなわけで、実は一口目は少し緊張している。

 

味はもちろん看板商品なので旨い。
大葉とごま油が少し入っているのだろうか、舌触りがとても滑らかで、ねっとりまったりとして美味しい。
なめろうやねぎとろと言った感じの食味、たまに鶏刺しの肉の食感が入るのが面白い。
味も程よく付いており、これをチビチビ舐めながら焼酎をやれば最高である。

 

これ普通に茹でたり焼いても美味しいよね多分、ということでフライパンで焼き目をつけてみた。焼き加減はもちろんレア。

いや、香ばし系鶏刺しが好きな自分としては、個人的にはこっちのほうが好きかなー。
表面が味が濃くなって焼いた鶏のうまみと肉汁が出てきて、中のネットリ感と良いコントラスト。
多分ちゃんと焼きつくねとしても美味しい商品のハズ。
ひょっとしたらお店は焼いて食べるつくねを出しているのに客が勝手に生を食べてしまっているだけなのかもしれないけれど…。

 

そんなわけで、都城に行った際は生つくねおすすめである。
が、あまり持ち歩かないほうが良さそうな商品ではあるので、ガチ保冷バック持参かお店の中で食べるほうが良いと思う。
甲斐元店?はお酒が飲めるお店っぽいのでそちらで楽しむのも良さそう。

住所 宮崎県都城市上川東2丁目16−10
TEL 0986668071
HP

https://www.instagram.com/kei.8071

 

鶏肉の生食用ガイドラインの難しさについて

厚生労働省がついに生食用の鶏についてガイドラインを出すとのこと。

news.web.nhk

 

事の発端はおそらくこれである。
最近のグルメ系インフルエンサーはとにかくバズれば良いという感じで、鶏も牛も結構生の写真をジャンジャカ上げていて「えっ?牛肉も鶏も生食解禁されてるの?」と勘違いしてしまいそうで、これもそんな投稿の一つ。
これが結構炎上していて、その後にどこかのお医者さんが鳥刺しを擁護して、で、まあ色んな人がいろんな文脈で自分の主張をし始めてて、今に至るという感じだ。


個人的に鳥刺しに出会う前に宮崎で食べたレアの鶏のご手焼きが衝撃的に美味かったので、レアの鶏肉が旨いのはよく分かる。
しかし、鹿児島宮崎以外での鶏の生食はリスクが高い。
そしてちょっと前にも書いたのだが鹿児島宮崎でももちろんリスクはあるのだ。

 

で、この流れを受けて厚生労働省がガイドラインを出すということなのだが、個人的には賛成であるが、鹿児島宮崎以外では鶏刺し用の鶏肉を調理するのは結構難しそうというのが個人的な感想である。

 

新鮮=当たらないではない

いろいろな人が言っているのだけれど、鶏刺しに関して新鮮だから当たらないというのは間違いである。
鹿児島の鶏刺し、消費期限を見ると以外に長かったりする。※もちろん事前の衛生管理がしっかりしているというのが前提であるが
また新鮮であれば美味しいというものでもない。

以前上荒磯鶏肉店で捌いてから2時間位の鶏肉を食べたのだけど、旨味がまだ無く水っぽい感じがあった。
お店によっては衛生管理のもと肉を寝かせているところもある。
なので一部のお店が鶏刺しについて「新鮮なので安心…新鮮なので旨い!」みたいな表現をしているとちょっとソワソワしてしまう。

ガイドラインの作成にあたり、この認識が改められてくれるのであれば歓迎である。

ガイドラインについて

厚生労働省が衛生基準のガイドラインを出す事になれば、実績のある鹿児島のガイドラインを参考にして作成が進むのでは、というのが個人的な予想である。
このガイドライン、どういうものかざっくり言うと「菌がつかないように気をつけて調理をしてね」という物である。
具体的な手法などは事業者が工夫をしなくてはいけない。


「えっ?」と思った人もいるかも知れない。
僕も実際ガイドラインを読む前は、鶏肉はこういう器具をつかって捌いてこういう殺菌処理をしてその後菌がいるかどうかをチェックして云々…みたいなもう少し事細かに記載してるのかと思ったが、内容は結構あっさりしているのだ。
確かにあまり厳しくしすぎると、クリアできない既存の精肉店などが出てくるので(実際生食用として販売できていないお店もある)各企業の実情に合わせて気をつけろよ、くらいにしか言えないのかもしれない。

だが、鹿児島の精肉に携わる企業は「食中毒出さないように頑張ってね!」というややふわっとしたガイドラインを「鶏刺し県の看板を守る」というプライドで必死で守っているわけである。
フグ屋に入って中毒を心配する客に、店主が「大丈夫だよ、お前さんの命より店の看板の方が重たいんだから」という笑い話があるが、おそらくそんな感じなのではないだろうか。
自分のところの鶏肉で食中毒が出たら会社どころか県の威信に関わるとかよっぽどである。

鹿児島の生食用鶏を買おう

鹿児島で流通している生食用の鶏肉は大きく分けて2つ。
養鶏場から工場へ送られてそこで処理された鶏肉と、養鶏場が自社で処理をして販売しているもの。
街の精肉店は工場あるいは契約した養鶏場から処理された鶏肉を卸して捌いて販売を行っている。
生食用の丸鶏はふつうの丸鶏とは処理が違う。
このため大規模な食鳥工場では独自のラインとノウハウが必要になってくる。
南九州では需要があるため、加熱用の鶏肉とは別に生食用の工場が成り立つのだけれど、鶏刺し圏外では需要が未知数のため工場を新設というのはちょっと考えにくい。

もちろん工場以外行われている外剥ぎ式の処理で鶏刺しを制作する精肉店も可能ではあるが、こちらも需要がどれくらいあるのか分からないので現実的ではなさそうだ。

もっとも、南九州以外の養鶏場で自社ブランドの鶏を鶏刺し用の鶏として販売していく事ができる様になったのは面白いのかもしれない。
鹿児島で良く名前が出ている鶏は、大摩桜、黒さつま鶏、赤鶏、日向鶏、飛来幸鶏(名古屋コーチン)、くらいかな?
圏外の鶏で鶏刺しにしたら美味しいブランド鶏ももちろんあると思うので、ガイドラインが整ったら全国の美味しい鶏刺しが食べてみたい。

 

そんなわけで楽観的に考えたら厚生労働省がガイドラインを出した後は、鹿児島宮崎で処理された生食用鶏を使ってください、ということになると思う。
もちろん今でも、首都圏で本当に鶏刺しが好きな人は鹿児島から取り寄せて食べている。
企業によって鶏の種類(ブランド鶏はもちろん、親鳥・若鶏なども違う)も切り方も違うので自分が好きな鶏刺しを探すのも楽しい。
この機会に鹿児島の鶏刺しを取り寄せてみてはどうだろうか。

 

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写真は最近食べたけど記事を書くのを忘れていた丸山地鶏店の鶏刺し。

丸山地鶏店

 

鶏専門店むねちゃん天文館店/鹿児島市

最近ハマっているyoutubeチャンネルがある。
ピットブルがお肉をバクバク食べるチャンネルである。

※好き嫌いがあるので閲覧注意である

www.youtube.com

骨付き肉をバリバリ食べて、生肉を飲むように食べているのを見て唐突に「僕も生肉が食べたい!」ってなった。(妻氏に言ったら若干引いていた)

 

というわけで指宿で食べた美味しかった鶏刺しやさん、鶏専門店むねちゃんの支店が天文館にあるのを思い出して行ってみた。

 

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天文館の山之口、二官橋通りからちょっと入った所。
繁華街のどまんなかに鶏刺しやさんがあるとは…。

むねちゃん外観

と思ったら、隣はダイゼンファームさん直営の居酒屋さん。
なるほどここでダイゼンファームさんの鶏刺しが食べられるのですな…。
炭火焼きとか絶対旨いに決まっている。
前回の鶏刺し安全問題では鹿児島でも飲食店ではややリスクが高いという話を書いたのだけれど、ここは出ている鶏刺しの素性が明らかなので安心だと思う。


・・・しかし薩摩サーモンが気になる。

鶏膳天文館店外観

時間帯によっては色々なメニューがあったらしい。
今回は鶏刺しと手羽刺ししか無かった…。

そんなわけでもも・むね刺しと手羽刺身を購入。
ダイゼンファームさんは黒さつま鶏の農場なのだが、黒さつま鶏は買わなかった、なぜなら量が少なかったからだ(質より量)。

むねちゃんの鶏刺し

今日の玉ねぎは玉三郎です。
小ぶりの玉ねぎでちょうどいいサイズ

玉三郎

 


というわけで、鶏専門店むねちゃんの鶏刺し。
いやー、やはり旨い。
指宿の時も美味しかった記憶があったのだけど、やはり美味しい。
手羽刺しは脂が乗ってコリコリ、モモもムネもしっとり柔らか。
しかし天文館で飲んで、「ここの鶏刺し旨い!買って帰りたい!」と思って実際に買って帰れるお店は少ないのではないか?(みやまは持ち帰れるのかな?)

住所  鹿児島県鹿児島市山之口町2−10
TEL 080-8350-5507
HP

http://daizenfarm.jp/farm/

 

九州の鶏刺しは安全なのか

九州で鶏刺しの食中毒が発生した。

newsdig.tbs.co.jp

久々、と言いたいところであるが、鹿児島でも昨年霧島市の飲食店で鶏刺しが原因の食中毒が発生している。

newsdig.tbs.co.jp

鹿児島や宮崎の鶏刺しは安全である…ということは全国的にも認知されてきて入るのだけれど、こういうニュースがあるとやはり食品衛生に絶対は無いなというのが本音である。

 

実はなぜ鹿児島の鶏刺しは安全なのか?という事についてきちんとした話を聞きたいと思い、ちょいちょい色々なところに取材の申込みをしている。
今のところそれこそ衛生上の問題や、厚生省の指導からするといわゆるグレーゾーンに当たるということもあり、加工をしている所を見せてもらえるというのは難しいという返事が多い。
そんな中、メールでのやり取りであれば質問にお答えできますよという大手食肉加工業者の方がおり、かなり詳しく話を伺うことが出来た。

安全な捌き方は無い

実際に話しを聞くまで、自分はこんなふうに考えていた。
「鹿児島の鶏刺しは、リスクを避けるためのマニュアルがある。それには捌き方や作業する場所などについて細かな指示があり、食肉加工業者や鶏刺しを出している飲食店はそれを遵守しているから安全なのだ」
実際、九州などで行われている鶏の捌き方で「外剥ぎ方式」というのがあるというのは耳にしていた。
この解体方法は内蔵と肉が触れにくく、細菌汚染のリスクが低いとのことで、おそらくこれが鶏刺しが安全な理由なのだろうと思っていた。

 

ところが話を聞いてみると、確かに外剥ぎはリスクは低いのだが、1羽1羽処理しなくてはいけないので、大量の鶏を捌かなくてはいけない大規模な工場では難しい。
そしてそもそも鹿児島の大規模処理場では外剥ぎは認められていないということであった。
つまり、鹿児島県内の食鳥処理施設で処理され、鶏刺しとして流通している鶏の大部分は他の県の捌き方と大差は無いということらしい。
捌き方は同じであっても、その後の処理や検査・温度管理が加工用と生食用とでは大きく違っており、ここが生食用と加工用を分ける差となっているわけだ。
よく言われている「鶏肉の新鮮さ」は関係なく「生食用として処理・管理されていたか」がポイントなのである。

 

改めて県のガイドライン的なものを読んでみると、あくまで県が出しているのは「衛生基準」だということが分かる。
内蔵と肉が触れないように気をつけてくださいの旨があり、器具を洗う温度などは指定されているが、その程度である。
実際に調理場を工夫したりマニュアルを作っているのは食肉業者や飲食店なのである。

どこに行っても安全な鶏刺しに慣れきってしまっている自分は「安全な鶏刺し加工法」のような銀の弾丸があるものだと錯覚してしまっていたが、鹿児島の安全な鶏刺しは「安全な鶏刺しを提供するためにみんなが衛生管理を頑張っている」という根性論で守られているようだ。

 

鹿児島でもリスクが高い場所はある

件の業者の方は「大手工場で処理するからこそできる安全基準がある」という旨の話をされていた。
裏を返せば小規模な処理場では出来ない衛生管理、難しい衛生管理もあるということだ。
スペースの都合上、専用の処理スペースを割けないところもあるだろうし、解体した後の肉の急冷に関しても工場レベルの機器と個人店の機器では大きな差がありそうだ。
HACCPやISOなどの厳格な工場内マニュアルと、個人の裁量が大きい店舗では多少リスクに差がありそうだ。

それでも食肉加工に関わる企業・精肉店はこと鶏刺しの衛生管理に関しては厳格にやっていると思う。


リスクが高いのはおそらく飲食店である。
こと鹿児島・宮崎で鶏刺しを扱う店の多くは焼き鳥を始めとする鳥料理も提供されている。
調理場に生食用と加熱用が同居していれば汚染のリスクは増える。
直接接触がなくても調理する人の手指や調理器具経由など、汚染リスクは多い。
温度管理も難しい。
また、飲食店では鹿児島県でも推奨されていない砂ズリやレバーなどを出す店もある。
もちろんこれらは食肉処理場から生食用として流通することは無い。
精肉店や鶏肉やさんで売っている砂ズリやレバーを自己責任で自宅で食べるのはしょうがないとして、飲食店がこれらの部位をお客さんに提供するのはリスクが高すぎると思う。

 

県外の人が安全な鶏刺しを食べるには

精肉店の鶏刺しを扱っておきながら言うのは大変申し訳ないのだが、一番リスクが無いのはスーパーで売られている鶏刺しである。
個人的にはほぼ100%安全だと言っていいと思う。
精肉店もほぼ安全、だと思う。
工場で処理された丸鶏を仕入れて捌いているところが多いと思うので…。
ただ時折「刺身用として販売していません」というところもあり、これはどこかが県の安全基準を満たしていないという事なのかもしれないので勇気が必要になってくる。

飲食店は上記の通り、鹿児島といえどもリスクがちょっと上がると思う。
非推奨部位がメニューに有るところはちょっと用心しちゃうなー。

 

 

今度はぜひ鹿児島県の役所の人にお話を聞いてみたいところである。

ファミリーストアやまのくちの鶏刺し/さつま町(2回目)

さつま町にある北薩広域公園に遊びに行くので、そのついでに久々ファミリーストアやまのくちへ行ってみようということになった。
というのは逆で、本当のところはファミリーストアやまのくちへ行く口実のために北薩広域公園へ出かけていったようなものである。
以前ブログ読者の方から教えてもらって行ったのだけれどとても美味しくて(惣菜も美味しかった!)また行きたいと思っていたのである。
1回目の記事はこちら。

 

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ちなみに北薩広域公園はめちゃくちゃでかいアスレチックがあってかなり楽しい。というか高低差がかなりあるので2時間くらい遊ぶと山登りしたかのようにへとへとになってしまう。
そんなわけで大分へとへとな状態で「流石にやまのくちによって帰る(ちょっと遠回りになる)のはきついから入来の鳥福にするか…?」とよぎったのだけれど、流石に度々来れるような距離ではないので頑張ってやまのくちへ。

 

地方の鶏刺しやさん、特に個人商店のような場所は来るたびに閉店などの恐怖がよぎるのだが、さすがこの辺りを支えるスーパー、しっかり営業している。
なんなら配達用っぽいクルマがずらりと並んでいて相当元気そうである。

 

素敵なポップのお惣菜コーナーはあいにく夕方近くとあって少々商品がさみしい状態だが美味しそうである。

ポップが元気なお惣菜コーナー

りんごのコンポートとかある

念願の鶏刺しコーナー。
辺りに民家が少ない店とは思えない鶏刺しラインナップである。
土曜日ということもあり、お客さんが来ては鶏刺しを購入してく。
鶏刺しが旨い地方商店あるあるである。

見よこの鶏刺しラインナップを

この冷蔵コーナーの隣には冷凍のショーケースがあるのだが、こちらには鶏刺し用の冷凍フィレがゴロゴロ入っている。どんだけ鶏刺し買いに来る人がいるの?

熱のこもった鶏刺しのPOP

このポップの奥は精肉所なのだが、窓からひょいと中を覗くと、職人さんが丸鶏を解体しているところであった。
16時くらいなのだが、この時間からザクザク鳥を解体しているということはそれだけ週末にはけるということである。恐ろしい鶏刺し銘店…。
 

そんな感じで、今日はもも肉の食べ比べをしようとさつま純然鳥と種鶏のもも肉を購入。

ファミリーストアやまのくちの鶏刺し

種鶏

さつま純然鶏

ウーン旨い!
種鶏は歯ごたえがあるのだけれど、こちらは結構細めに切ってあるのでとても食べやすい。
さつま純然鶏は若鶏らしい柔らかい味わい。
個人的にはやっぱり種鶏がすきかなー。

こっちの方面に来たときはまたぜひ寄りたい。
お店の雰囲気も良いんだよな~。

 

住所 鹿児島県薩摩郡さつま町紫尾5517−2
TEL 0996598665
HP https://yamanokuchistore.com/

かしわ工房 小林養鶏/宮崎県小林市

宮崎県の小林市や高原町は養鶏が盛んなようで、実はこのあたりの養鶏場の鳥が鹿児島市内にも流通していたりする。
というわけで、最近実家に帰った際にこのあたりを通ったときは鳥刺しを探して買ってみている。

今回は前回帰省の際に買いに行こうとしたら時間切れで行けなかったかしわ工房小林養鶏。
大通りから看板があるちょっと細い道を入っていくと、左手側に養鶏場っぽい建物が出てくる。

小林養鶏看板

養鶏場脇の道をちょっと走ると右手に工場っぽいものが見えてきて、どうやらここで鳥刺しを購入できるようだ。

ザ、工場の事務所という感じの場所で購入するらしい。
閉店間際の16時ギリギリだったため恐る恐る入り「あの、まだ鳥刺しありますか…?」と聞くと「あ、良いですよ~」と言われ、メニューを出される。
ちなみに内部はふつうに工場の事務所、鳥刺しらしきものが入っていただろうショーケースには半額札の貼られたものが1つだけである。

メニュー表はこんな感じ。
ここで注文したら奥に冷蔵庫か何かがあってそこから出してくるのだろうか。
閉店間際で商品も少ないだろうしということで、謎のやさい叩きを注文した。
すると事務の方がお金を受け取るとガチャガチャと小さい金庫にしまい、伝票を切るとネット帽をかぶり伝票を片手に事務所の外へスタスタと歩いていくではないか。
そうして向かいにある工場の中に入っていく。

注文されてから工場で切るスタイル


なんと(閉店間際だからかもしれないけれど)注文を受けてから商品を工場で切るスタイルであった。
鹿児島でも精肉店等は注文を受けてから切るお店はたくさんあるのだけど、ここはスーパーなどに下ろすための工場で切るので、クリーン度は段違いな切り立てである。

店に入った時に普段着で事務所内に立っている人が一人いてなんだろう、と思っていたのだけど、実は切るのを待っているお客さんだったらしい。
事務所の人と「いやふるさと納税で食べて美味しかったので…」とか話をしていると、注文していたっぽい商品(3パックくらいで結構購入していた)がやってきて、それを受け取って出ていった。

 

しばらくすると僕の商品も到着。
なんだ、商品切ってくれるんだったら色々頼んでみるんだったなー。

 

小林養鶏の鳥刺し

帰宅して早速食す。
宮崎県の鳥刺しの特徴なのか、玉ねぎがしっかり添えられ、上に万能ねぎとしょうががちらしてある。
タレは甘醤油にポン酢を混ぜた少し酸っぱめのタレ。
個人的に鳥刺しごま油で食べるの結構好きなんだけど、宮崎のこのスタイルだとごま油の出番は少ないなー。

鳥自体がかなり薄く切られていて、玉ねぎやネギがよく絡んで旨い。
鳥自体にしっかり脂が乗っているため、ポン酢でさっぱり食べられるのが良い。
どちらかと言うと鳥刺し初心者でも食べやすいタイプっぽい。
ぜひ他の商品も試してみたいところである。



 

住所 宮崎県小林市堤2368
電話 0984235174
WEB

https://kobayashi-youkei.skr.jp/

かしわの一通-2026春/鹿児島市田上

新玉ねぎの季節である。
鳥刺しと新玉ねぎが合うかどうかについては、まあ合わないということはないのだけど好き嫌いが結構分かれそうではある。
というのも新玉ねぎは味が柔らかく、薬味としてのパンチが少ないので「いやいや鳥刺しに添えるならふつうの玉ねぎでしょ!」という勢も結構いそうではある。
自分が割かし好きな方。
いつもは鳥刺し1切れに1~2本の玉ねぎの欠片を一緒に食べる感じだけれど、新玉ねぎの季節はふわふわの新玉スライスで鳥刺しをくるむようにして食べる。旨い。
あとまーちゃん鳥刺しにたっぷりの新玉スライスを和えて一緒に食べるのも美味しい。
ドレッシングをかけるとカルパッチョっぽくなる。

というわけでまーちゃん鳥刺しではなくかしわの一通である。
前回訪問の記事はこちら。

 

torisashilove.com¥


実は前回の義兄宅編でおみやげとして持っていこうと思ったのだけれど、前を通ったらえらい人が並んでいて断念していたのであった。
いやー人気ですね。

土曜日の昼前だからか?ということで今回は平日の昼前に訪れたところ、今回は行列は出来ていなかった。
それでもお客さんがひっきりなしに訪れていたのでやはり人気店である。
店内では「お客さん被っちゃうので予約は時間を決めていて~」みたいな話をしていたので、電話予約もひっきりなしなのであろう。

 

というわけで一通の鳥刺しとレバー叩き。

このレバーたたきが旨い。
薬味もタレも付いていてすぐ食べられるのも嬉しい。

 

鳥刺しの方も香ばしい系でとても美味しい。
ここの胸肉は、幅は薄く版は少し大きめに切っているのが独特である。
香ばしく薄く大きい胸肉にたっぷりの新玉ねぎをまとわすように乗っけてしょうがにんにくのタレをつけて食べるとたまらない。

超個人的な意見なのだが家から近いのも嬉しい。
てっちゃんや坂之上方面は遠いし佐藤も買いにくいからなー。

 

お昼時なのでお弁当も購入した。
660円。これにお味噌汁が付いてくる。
店内でお惣菜を販売していることもあり、サイドの付け合せが異様に美味しい。もちろんメインも美味しい。
お昼に並んでいたのはこのお弁当も人気だったんか。

住所 鹿児島県鹿児島市田上2-15-2
電話 0998333883