鹿児島には三大鶏刺しどころがあって、鹿児島市坂の上と南九州市、そして今日訪れた蒲生である。
蒲生の有名な鶏刺しやさんのうち、中村鶏肉店と有水食鳥はすでに訪れていたのだけれど、かしわのかりやだけは未訪問であった。
未訪問だったのは理由があって、何時行っても人が多いのである。
ところが先日衝撃的なツイートが…。
めっちゃショック😨
— 百でR(ひゃくであーる)🎏⚽️🍞 (@100Ryochancarp) 2025年9月5日
蒲生の、かりやさん
今年の11月いっぱいで閉店だって💦#鳥刺しイチオシ pic.twitter.com/fz9BnkwUCv
なんということでしょう。
これは無くなる前に行っておかなくては…。
いつもはどこかに行ったついでに鶏刺しやさんに寄るというのが多いのだけど、今回は「かしわのかりやの鶏刺しを買うぞ!」という目的のもと旅立ったのであった。
そんなわけで、お昼前に到着したのだけどこの行列である。


ラーメン屋かな?
しかし閉店の報を聞きつけていろいろな人が買いに来ているのかもしれない。
と思っていたら、前のおじさんが常連らしく、となりのおばさんに「ここはいつも多いのよ。とくに土日はね」としたり顔で説明をしている。
しかも人に頼まれて郡山からわざわざ買いに来ているという。
話しかけられているおばさんも「人が多いので普段は他のところに行くんだけど、今日は人に頼まれたから…」とか言っている。
そんなこんなで30分くらいでようやくお店の前に。
お店の前には例の張り紙が。

と、常連らしきおじさんはこの張り紙を見て「えぇ!閉店するの!」とびっくりしていた。
他にも常連らしい人が結構いたのだけれど、その人らもみんな張り紙を見てびっくりしている。
中には「うちの鶏刺しが…どうしよ」と絶句している人も。
先ほど書いたように、近所にはいくつも鶏刺しの名店があるんだけど、やはりお気に入りのお店がそれぞれの家にはあるんだよな。
僕の前のおじさんも「近所の中村精肉店よりこっちのほうが好きなんよね、こっちのほうがさっぱりしていて」とのこと。
そしてようやく店内に。
中に入って驚いたのは、めちゃくちゃ従業員さんが多い。
行列の進み具合が遅かったので「ははあ、これは従業員さんが2人位しかいなくて注文してから切るタイプなのかな」と思っていたのだけど、四人ほどのスタッフが後ろの台でひたすら鶏肉を切っているのであった。
ショーウィンドウには切られた鶏刺しが4つのフードコンテナに詰められており、そして接客のスタッフがテキパキと注文を捌いていく。
中々行列が進まなかったのは、頼まれて買いに来る人が多いからか、たくさん購入する人がいるかららしい。
例のおじさんは自分の番になると「鶏刺しの250g…を8つ、あと鶏皮を4つ」と言うのですげぇなと思った。
また、常連さんたちの注文方法はそれぞれ違っていて、「鶏刺し2人前」とか人数分で注文する人もいれば、グラムで指定する人、「白(多分胸肉の方)多めで」とか塩梅を指定する人、様々なであった。
大量買いする人たちの中で僕だけちょっぴり買うのはどうなのか?と思いつつも普通に300g購入し、たまごとせせりの唐揚げ用、手羽先などを購入したのであった。


家に帰って早速いただく。
まず綺麗。
見た目がとても綺麗である。そして少し細めのカット。
近所の有水食鳥とはだいぶ切り方が違う。
そして胸肉はもっちりさっぱり。
ももはしっかりとして味がある。
旨い。

せせりの唐揚げ、めちゃくちゃ歯ごたえがあって旨い。
いやー、自宅がこの周辺であれば絶対通ってしまうお店である。
オーナーが高齢のためという感じであるが、こんなにしっかりとしたお店がなくなってしまうのはとても残念だ。
個人経営の鶏刺し店の跡継ぎ問題は本当に深刻である。
だれか継いであげてよ!
| 住所 | 鹿児島県姶良市蒲生町下久徳1112 |
| 電話 | 0995521928 |