鶏刺し警察の警察

ネットでは鳥の生肉、鶏刺しへの風当たりが強い。
もちろん、鶏刺し文化圏外での鶏刺しの食中毒リスクは高いと思われるので仕方ないのだけど、鶏刺しという文字を見るたびにいきなり殴りかかってくる鳥の生食警察みたいな人達もいる。

今日もこんなツイートが流れてきた。
いや、注意喚起をするのは良いんだけど、ひょっとすると南九州の食肉加工場から空輸したりしてという可能性もあるので、鶏刺しだからといっていきなりネットに晒し上げるのはどうなのかという…。
※実際は東京の食肉業者っぽいのでまあリスク商品だったのだが
https://en-gage.net/omizu/work_271793/

そもそも危険だと思うのであれば普通に保健所に報告して、あとは保健所が判断すべき事案だと思う。
それをわざわざSNSに上げて自分の手を汚さずネットイナゴにタカらせようというのがちょっといただけない。

一応最近は鹿児島や宮崎の鶏刺しは安全に注意をしているという啓蒙が少しづつ広がってきているようで、鹿児島の人が連日上げる鶏刺しツイートなどは絡まれにくくなってきたように思う。
同時に、圏内から圏外へ販売している業者もたくさんいる。
そもそも天然の食材について、ノーリスクでない食品は多い。
ふぐのような食品もそうだし、刺し身だってリスクは少なくない。
南九州で流通している鶏刺しは、安全に十分に気をつけて生産されているということを、我々消費者も胸を張って言って然るべきだろう。

そんなわけで、今後はSNS無差別に鶏刺しに絡む人たちに対して、まずその鶏刺しの入手先を確認し、それから注意をしたほうが良いのではないかという鶏刺し警察に対する警察を行きたいと思っている。

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