宮崎本店の鹿児島支店。ライバル県の鶏刺しはコリコリ歯ごたえ、やるじゃない
実は宮崎県は都城を通るたびに、通り沿いにある黄色い地鶏屋さん「地鶏屋とりこ」が気になってしょうがなかったのである。
だって、「今うわさの!」ですよ。気にならないはずがない。

で、ついに満を持してこの店に行った…のではなく、宮崎の帰りに末吉店に寄ったのである。
本当は鳥刺しを買う予定ではなく、ナンチクの直売所で牛肉でもシバいてやろうかと思ったらなんと休み。
鹿児島の商売人たちは観光資源になるような店を平気で日曜休みとかにするので困る。
で、せっかくなので近くの鳥刺しやさんを探したところ地鶏屋とりこの末吉店があったというわけである。
宮崎県、特に都城はやはり鳥刺し文化圏。
なかでも地鶏屋とりこは多店舗展開をしているらしいということは知っていて、おそらく鹿児島の地鶏の元的な店なのではないだろうか。
というわけで、初の宮崎鳥刺し(鹿児島だけど)である。
表面は結構焼いているように見えて香ばしさはマイルド目。
しかし肉質はしっかり目の鳥刺し、というかめちゃくちゃコリコリとした歯ごたえでうまい。
この歯ごたえ、どこかで食べたことがあると思ったら、末吉の道の駅で食べた地鶏のたけちゃんに似ている。
同じ末吉ということで鳥の出どころが同じなのか、都城近辺はしっかり目の鳥が人気なのか。
また、鳥刺しのタレが付いていたのだけど、こちらは鹿児島市内のとろっと甘い醤油ではなく、どちらかというとサラッとして甘みが少ないタイプ。
こちらも都城近辺はこんな感じなのか、はたまたとりこだけなのか謎である。
この近くにあった「赤鶏の楠見」という店もなかなか評価が高いようだった。
宮崎の鳥刺しも機会があれば積極的に食べてみよう。
住所 | 〒899-8604 鹿児島県曽於市末吉町諏訪方8009−10 |
電話 | 0986761663 |
HP | https://toriko-miyazaki.net/ |