松木精肉店/阿久根

鶏刺し初めでクリティカルヒット!こんな鶏刺しはじめて…。シャリシャリ食感とトロトロ食感は鶏刺しの可能性が広がる。

あけましておめでとうございます!今年も鶏刺しをよろしくお願いいたします。(15日になっていないのでギリギリセーフ)
さて、新年早々アクネの方に出かけていったのですが、阿久根方面の鶏刺し事情はどんな感じ?と検索してみたところそんなに多くない。
なんでも阿久根市は唐揚げ店が多いらしいのですが…。
ひょっとすると阿久根はお魚が美味しいのでみんなわざわざ生の鶏肉を食わないのでは…?と思ったのですが、どうやら長島の近くに1件ほど名物の鶏刺し店が多いとのことで行ってみることに。

お店自体はごく普通の精肉屋さん。
外観には鶏刺しよりもコロッケと唐揚げがメインでPRしている模様。
店内は普通の精肉店で、唐揚げが人気の阿久根ということか、店主がゴリゴリと唐揚げを仕込んでいる。

鶏刺しを頼むと冷凍庫から紙で包まれたパックを持ってきた。
中身が見えないが、果たして期待できるのであろうか…。

というわけで買ってきた鶏刺しがこちら。
この異常な大きさがわかるだろうか…。
普通の鶏肉のスライスである。
というかこの状態でスライスした鶏肉をあまり見たことがない。
とにかく異常な大きさである。
そして冷凍されているのでカチコチ。
まーちゃん鶏刺しのようにルイペで食べるのが正解なのか?

というわけで実食。
どういうふうに食べるのが正解なのか分からないので、とりあえずマーちゃんの鶏刺しのようにルイペっぽく食べてみる。
ちょっと厚めのせいか、しゃりっとした歯ざわりで、口の中でゆっくりと溶けていく。
そしてマーちゃん鶏刺しよりも厚くて大きいので肉感がしっかりしている。
これは唯一無二の旨さである。

そして皿に置いてちょっと溶けた状態のものを食べると、これがトロトロの舌触りでまた旨い。
マーちゃんの鶏刺し(再三引き合いに出してスマヌ)は口の中でさっと消えてしまうのだけど、こちらは大きくて少し厚めなので、トロトロ感がと共に鶏刺しを食べているという感じがしっかりある。
胸肉ともも肉が一緒に入っているのだけど、もも肉はとろっとしつつもコリコリ感が最期に残る。
胸肉は本当にとろっと口の中でとろけて、甘い醤油と一緒に混ざり合っていく。

この大きさで薄切りというスタイル、鶏刺し以外にも様々な料理の可能性がありそうだ。
鶏シャブや鶏すきはさっと火が入るので、柔らかさを残しつつ、火が入ることによって旨味が引き出された鶏肉を楽しむことが出来そうだ。
鶏刺しとは関係ないけど、薄切りの鶏肉自体が少ないので、これでごぼうやきのこを巻いて甘辛くさっと煮たりすると普通に美味しそう。
片栗粉をまぶしてカリカリに揚げるのも有りだと思う。
そして鶏刺しユッケ丼。
個人的に鶏刺しユッケ丼という料理には懐疑的なのだけれども、こちらの鶏刺しであれば熱々のご飯でとろりと溶けた鶏肉が卵黄と醤油に絡み合って最高に美味しいと思うので、ぜひこちらの鶏刺しでユッケ丼をしてみてほしい。

そんな訳で新年早々クリティカルヒットな鶏刺しに出会ってしまい幸先の良い鶏刺し活となった。
今年も色々と美味しい鶏刺しに出会えますように。

住所〒899-1131 鹿児島県阿久根市脇本7526ー7
電話0996752323

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